目次
はじめに
この記事は、日記です。
今回は、俺の愛用パソコンThinkPad x1 carbon 2012 のバッテリーパックを交換した話です。
愛機ThinkPad x1 carbon 2012を外でも使いたい。
俺はブログ更新作業や普通に自宅でYouTubeを見るのにThinkPad x1 Carbon 2012を使っています。
昔に会社員をしてた時にThinkPadに出会い、その完璧なまでの実用性に惚れて、昔ヤフオクで購入。
違法ライセンスのWindowsをインストールされたものをつかまされるといったトラブルなんかもありながら、それでももう3年近く使っています。
そんな俺の愛機ですが、やはり2012年のモデルということもありバッテリーが弱い。
俺だってブログをおしゃれにスタバで更新したいというのに、充電だけの稼働だと約1時間しかバッテリーが持たない。
なんとかならないものか。。。
バッテリーを自力で交換できるらしい。。。
ThinkPad x1 Carbon 2012のバッテリーは本体内蔵型なのですが、どうやらバッテリーの交換を自力でできるらしい。
参考にしたブログ記事はこの2つ。
- ① ThinkPad X1 Carbon (2012) のバッテリーを交換したけど何かとアレ | digitalbox
- ② 初代ThinkPad X1 Carbonのバッテリーを自分で交換する - If you are going through hell...keep going.
(※特にdigitalboxの記事にお世話になった。
ThinkPad x1 Carbon x1の交換用バッテリーはアマゾンなり楽天なりで購入可能らしく、俺も調べてみたが、正規品っぽいのから怪しいものまで簡単に手に入るようでした。
バッテリーの持ち時間を理由にパソコンを買い替えたくなかったし、買うとしてもエライお金を払うことになる。。
というわけでやることは一択になる。
購入→そして商品到着!
アマゾンで探してみると8000円しないくらいの価格でバッテリーが売られていたため購入。
商品到着までに2週間近くもかかるらしい。どんだけなんっ!
digitalboxさんでも書いてた通りの中国からの輸入品が届くのかなぁーとか思いながら、商品を待ちます。
っで、商品が届いた。
白い非透明ビニールに覆われている。
梱包はお世辞にもキレイとは言い難い。。
白い非透明ビニールの梱包を開けると、今度は緑色の非透明ビニールで梱包がされている。
これもお世辞にもキレイとは言い難い。。
あと税関を抜けてきたのかなぁーと思しき英文がつらつらとラベルに書いてある。
やはり輸入品臭い。。。
緑の梱包を開けると今度は段ボールが顔を出し、
段ボールを開封するとテッテレ~!!
新品の交換用バッテリーが現れる!!
(テンションあがる。w
ちゃんとマニュアルで改造前の大事なことを抑えましょ!
さてさてさっそくバッテリー交換に移りたいのですが、まずは保守マニュアルを確認する必要がある。
確認するのはこれね、ThinkPad x1 Carbon ハードウェア保守マニュアル。
数年前に何かの理由でパソコンのカバーを開けたことがあったんだけど、もうほとんど覚えていない。
保守マニュアルを読んでみると実際にバッテリー交換をする前にやることがある。
それを抑える。
作業環境について大事なこと
作業環境について大事なことを俺的にまとめるとこうなる。
(実際にはもっとたくさんあるのだが…
- メンテナンスする機械の周辺を整理整頓する。
- 機械の電源をオフにする/電源コードを抜く。
- 静電気に注意する。
どれも当然のことなんだけど、どれも大事なことでもある。
ちゃんと整理整頓しないと作業しにくいし、埃なんかがマシンの中に入って行ったら故障のもとだ。
電源については、バッテリーの交換なんだから電源をオフにするだろうし、コードも抜くだろうけど、機械いじりをする時の心構えとして再確認できたのは良かった。
怖いよな、静電気。
機械いじり前の静電気対策をググってみたら、気にするなよといった声とかもあったが、どうやら水道の蛇口とかの金属に両手で触れると放電できるらしい。。。
一応やった。w
内蔵バッテリーを無効化していく
Thinkpad x1 Carbon ハードウェア保守マニュアルによると、マシンのメンテナンスをする前に内蔵バッテリーを無効化するという手順を踏まなくてはいけないらしい。
具体的な手順は以下の通りだ。
- マシンの電源をオフ。コード/ケーブルも抜く。
- マシンの電源を入れる。ThinkPadロゴが出たらFn + F1キーを押してEnterキーを押す。
- 確か選択メニューで一回F1キーを押してThinkPad Setup(つまりBIOS)に入る。
- ThinkPad Setupの「Config」タブから、「Power」を選択。
- 「Disable built-in Buttery」を選択。
- 警告ウィンドウが出るから、「YES」を選択。電源が自動的に落ちる。
- バッテリーを冷やすのに3~5分待つ。
これをやらなきゃいけない。
(長くなっちゃったからあれだけど、やることは結構すぐ終わる。
電源をオフにする。電源コードを抜く。その他USBケーブルを抜く。
意外と忘れがち。
そんで電源をオンにして、電源を入れて、ThinkPadのロゴがディスプレイ上に出たらすかさずFn + F1キーを押す。
(このタイミングが素人にはシビア!
それで選択メニューが出るからF1キーを押して、ThinkPad Setup(BIOS)に入る。
これがThinkPad Setup(BIOS)の画面ね。
それで→を押す。
「Config」タブのメニューで、「Power」を選択して、
一番下の「Disable Built-in Battery」を選択する。
資料撮りし忘れたのだけれども、ここで警告メッセージが出るから「YES」を選択する。
そして電源が自動的に落ちるから、その後10分くらい待ってバッテリーが冷めるのを待った。
さっそくマシンを物理的にいじっていく!
やっとこさ下準備が終わったところで、さっそくバッテリーの交換作業に移っていく!!
ここでも当然Thinkpad x1 Carbon ハードウェア保守マニュアルを参考に作業していく。
まずパソコンの底面7か所のビス止めを外していく。
工具は100均のドライバーセットの内の一本で十分。
ビス止め外せばもうパソコンの本体部分が開くようになる。(本体からキーボード部分を外せる。
手だと上手く出来なかったからマイナスドライバーを突っ込んでみる。(勢い注意!!
パソコンの中開けるとこんな感じ!!
写真じゃ分かりずらいと思うけど、さすが2012年から頑張ったパソコン。中が汚ねぇ。
まずは真ん中のバッテリーと本体をつなぐケーブルを外す。
け、け、結構固い!!
なかなか抜けなかったがドライバーとか上手く使ってなんとか引き抜けた。
パソコンの手前側にひくのがコツ!
今度は本体とキーボードをつないでいるケーブルを外す。
こ、こ、これも固い!!
な、なんか上手く外せん!
とか思ったら保守マニュアルによるとなんか真上に引くらしい。
そしてグニグニと力入れてたら取れた。
(マニュアルには取り方についてもうちょっと補足を書くべきだと思う。
っでキーボード部分を取ると写真みたいな感じになる。
そしてバッテリーを固定しているビスを一本取る。
(これなんでビス一本だけなんだろう…
そしてバッテリーを手前に引いてバッテリーを取る。
いよいよ新品バッテリーを俺の愛機に突っ込む瞬間だ!!
っとその前に、俺が今回参考にしたブログ記事で新旧バッテリー比較をしていたもんだから、俺も新旧バッテリー比較をしてみる。
それがこの写真。
ん~。
やっぱり純正品は「Lenovo」のロゴがしっかり印字されてるから安心感があるなぁ。
あとちょくちょくアンペアだかボルトだかで数値が違うのは良いのだろうか...
参考にしたdigitalboxのブログ記事だとなんかトラブルがあったみたいだし...
不安だなぁ。
案の定トラブル発生・・・
バッテリー交換でやることはバッテリーを外すまでの逆手順。
新しいバッテリーを入れて、今度は今まで外してきたものをつけていく。
そしていよいよ待望の電源を入れる瞬間が訪れる。
そしてちゃんと電源が入って一安心し、気になるバッテリーの状況を確認する。
あれ?なんか挙動がおかしい…
まさか。。。
電源の状態の確認を試みるも「電源に接続:充電していません」
やられたー (怒)
普段怒らない俺もさすがに怒りますよ、これは。
っで、なんかガチャガチャいじってたら直った(汗)
使い物にならないバッテリーを入れたと考えて、とりあえず古いバッテリーに戻すことを考えます。
あと今回入手したバッテリーは購入元に送り付けなければならない!!
ん?あれ??お、おい!?
今度は古いバッテリーを入れて電源を入れることを試みたのですが電源が入らない。
な、なんで?
機械いじりの素人な私にはもうどうしたら良いのかさっぱり分からない。。
慌てて家の近くのPC DEPOについて調べたりしながら、とりあえずクソバッテリーを入れ直してみることに。
そしたら今度は上手くいくー!ww
もうね、パニックですよ。
なんでさっきはバッテリーを認識しないは充電できないはだったのに、なんでバッテリー入れ替えをしただけで正常稼働するようになるん??
ハードウェアっていろいろ不思議なのね。。
とりあえず交換用バッテリーを使ってみての感想
とりあえず丸一日ですが交換用バッテリーを使ってみてます。
そして悔しいけど結構調子良いです。w
YbInfoとかいうフリーソフトでバッテリーの状態を確認してみたのですが、バッテリーの容量は結構容量大きいし、充電も問題なく出来てます。
あと省電力モードでウイルススキャンの放置とかYouTubeの閲覧とかやってみたんですが、体感で6時間くらいの長時間使用が出来そうです。
交換前は1時間しか持たなかったので、これは非常に嬉しいです。
おわりに
バッテリーの正常稼働を見届けるまでに紆余曲折ありましたが、バッテリー交換をして
ま、まぁ、良かったかな!(汗)
みたいな気分です。w
あまり素直に好印象を伝える文章ではないので、今回は具体的にどこから購入したのかといった情報の記載は控えたいと思います。
バッテリー交換作業自体はまぁ素人でもできる内容だったので、誰かがこの記事を参考にしてくれたら嬉しいと思います。
☆彡
参考文献・参考webサイト
【参考Webサイト】
・Thinkpad x1 Carbon ハードウェア保守マニュアル
https://download.lenovo.com/jp/mobiles_pdf/0b48811_05_ja.pdf
20191014アクセス
・ThinkPad X1 Carbon (2012) のバッテリーを交換したけど何かとアレ | digitalbox
https://digitalbox.jp/battery-replacement-x1-carbon/
20191014アクセス
・初代Thinkpad X1 Carbonのバッテリーを自分で交換する - If you are going through hell...keep going.
https://www.suitsstyle.com/entry/2017/02/07/初代Thinkpad_X1_Carbonのバッテリーを自分で交換する?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
20191014アクセス